hanpenkozoのブログ

このブログは、私の思いそのままを書き綴っています。思ったことそのまま書き綴っているため適当です。ほぼ適当です。たまに本当のこと言います。

本日の授業はバブル景気です。

こんにちは。いや、こんばんは。

号令。起立。礼。着席。

今日は授業はしません。

なにをするかというと、今日は席替えをします。

わーい、やったーー、いえええい!

おいおい、静かに。静かにー。

 

静かにーー!!!

 

もうやりません。席替えはしません。先生みんなのために授業しないで席替えしようとしてるのにみんなうるさくするならしません。職員室戻ります。

 

先生怒って戻っちゃったね。席替えしたかったなー。

呼びにいく?えー、どうしよ、学級員に任せよーよー。

 

そんなことを言ってる教室の隅で1人、読書をしている女の子がいた。名前はエツコ。このクラスの学級委員だ。エツコはやりたくてやったわけではない。誰もやらないからやったのだ。エツコはそういうところがある。クラスで飼う猫の名前を決めるときも、誰も決めようとしないからエツコが名付けた。ピーマンをパプリカだと言い張るおじさんがいたから時には殴ったりもした。

 

そんなことが起きた1990年代。バブル崩壊の時期だ。バブル崩壊って、言葉は知ってるけど何かはわからないって人、多いんじゃないか。まあ簡単に説明すると、1980年代後半から起きたバブル景気の急激な後退のことを指すんだよね。高騰してた株価や地価が急落して様々な方面に影響を与えたのよ。

まあそもそもバブル景気ってなに?って思うよね。俺も思う。説明するから待ってろよ。

バブル景気ってのは、1985年に日本政府が不況を打開するために公定歩合の引き下げとか、いろいろ金融緩和政策をとったのよ。その結果、企業の業績は回復して株価は上昇。金利の引き下げでお金借りやすくなったのよ。そっからさらに株とか土地への投資も盛んになったのよね。

 

投資が盛んになったら、対象の資産価格も上昇するじゃん。儲かると思った投資家がさらに増えて、どんどん価格が上がっていったのよ。結局その価格は、実際の価値とはかけ離れたものとなってしまったのよ。これがバブル景気。

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んで、その後、不動産融資を抑える総量規制によって、土地に投資する資金が止まるんだよ。株も同様で買い手がつかない状態になったんだよな。もともと何か建てるために買ったわけじゃなくて、価格が上がった時に売ってその利益を得ようとしてたわけじゃん。買い手がつかないってことは、投資した分全部損になるんだよ。だから値段を下げても売ろうとする動きになるわけ。そっから、土地とか株じゃ儲からないって思った人が売りまくって価格下がりまくって膨らみ切った泡がはじけたのよ。これがバブル崩壊

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まあそのあとは、不動産とか株に投資していた企業の経営は破たんし、そこに貸し付けられていた資金は不良債権となって銀行の経営をダメにするんだよね。銀行も資産の売却で切り抜けようとしたから、さらに不動産や株式の価格は下がっちまったんだよ。

生き残った企業の経営も厳しくなり、給与面や雇用にも大きな影響が出てきたんだよね。そのため消費も急激に冷え込んじゃったのさ。

バブル時代はこんな感じってざっと覚えといてね。

 

これテスト出るよー。メモっとけー。